ゴロフキン

ゴロフキンの過酷な生い立ち「Good Boy」の裏側にある驚異的な強さの根源は何?

気はやさしくて力持ち、リングの外でも素行が良いといわれているゴロフキンの生い立ちが凄い

WBA世界チャンピオンの村田涼太選手が年内に対戦する100億のファイトマネーのビッグマッチの対戦相手としてゲンナジー・ゴロフキンの名前があがり話題となっています。

しかし、ボクシングのミドル級世界3団体統一王座のゴロフキンと言えば圧倒的な強さの割にはボクシングファンにしか知られていませんでした。

その、神がかりな強さのゴロフキンですが「Good Boy」というニックネームがあるくらいリング外では優しい笑顔を見せています。

しかし、ゴロフキンの、その優しい笑顔の裏には過酷な生い立ちがありました。

ゴロフキンの「過酷な生い立ち」これを読めば、あなたもゴロフキンのファンになると思います。

<スポンサーリンク>






【関連記事】
ロブ・ブラントのボクシング戦績と村田涼太戦の中継・放送予定は?

Contents

ゴロフキンの強さ

ゴロフキンの負けるところが想像できない!

37勝(KO勝ち33)
敗け 0 引き分け 1
これがゴロフキンのプロボクサーとしての戦績です。

実はアマチュア時代は350戦 345勝 5敗のゴロフキンですが
KOされたことは一度もないそうです。

ゴロフキンにKOで勝つのは至難といわれています。

旧ソ連のカザフスタン出身、旧ソ連系の格闘家を思わせる強さをベースに、
まさしく完全無欠の王者へと成長したゴロフキン

プロ戦績全勝無敗、連続KOでの防衛記録は歴史上1位
しかし、その生い立ちは意外なものでした。

<スポンサーリンク>






過酷な生い立ちの中で身につけたゴロフキンの強さ

ゲンナジー・ゴロフキンの生い立ち

1982年4月8日現在のカザフスタン、当時の
カザフ・ソビエト社会主義共和国でロシア人のは炭鉱夫の父親と
実験室のアシスタントの高麗人の母親の間に4人兄弟の末っ子の双子として生まれました。

しかし、母国であるカザフスタンの経済が悪化します。

豊かだった家庭は奴隷のような生活にかわります。

1990年に一家の長男バディムと次男のとセルゲイがソビエトの軍隊に入隊。

その翌年ソ連が崩壊し情勢が不安定ななかで長男のバディムが戦争で亡くなったそうです。

ゴロフキンが9歳のときでした。

政府は兄バディムの遺体がないまま葬式を行ったそうです。

4年後の1994年に、もう一人の兄であるセルゲイが戦争で亡くなくなり
一家は深い悲しみに陥りました。

<スポンサーリンク>






双子の兄「マックス」とボクシングの練習に励む

二人の兄を戦争で亡くしお金も無い一家を支えてゆくためにゴロフキンは「ボクシングで稼いでやる!」という目標を定め
、双子の兄である「マックス」とボクシングの練習に励んだそうです。

しかし、双子の兄である「マックス」はゴロフキンより技術では勝っていました。

技術では「マックス」に勝てない・・・。
そう思ったゴロフキンのボクシングスタイルはよりアグレッシブなファイトスタイルへ変わってゆきます。

このボクシングのスタイルこそ、ディフェンスを重視ぜず、バチバチに打ち合うスタイルなのに倒されない
めちゃくちゃ強いというゴロフキンのボクシングスタイルとなったようです。

その後もゴロフキンはボクシングを続けてアマチュア、プロと進んでゆきますが
双子の兄マックスはボクシングを辞めたそうです。

理由は両親の面倒を見るためでした。

もしマックスがボクシングを続けていたらどうなっていたでしょうか?

双子の世界タイトル戦が実現したかもしれませんね。

まとめ ゴロフキンの過酷な生い立と強さの秘密

ソビエト社会主義共和国の崩壊の中、戦乱の中で二人の兄を失い、
経済的に奴隷のような生活を強いられたゴロフキン一家

一家の生計をささえようとわずか9歳で双子の兄のマックスとボクシングの練習に打ち込んだゴロフキン

最初のゴロフキンのライバルはテクニカルなボクシングの兄のマックスでした。

兄のマックスに勝ちたい!と思うゴロフキン

その結果、KOを量産できるアグレッシブなスタイルを身に着けたゴロフキンはプロへと進み、誰もなし得ない37勝(KO勝ち33)敗け 0 引き分け 1とい記録でミドル級の3団体の統一王座となりました。

戦争で兄を2人も亡くし、食べ物にも困るような貧しい家庭に育った
ハングリー精神が驚くほどの練習量をこなすエネルギー源となり現在の驚異的な強さを作り出してきたと思われます。

プライベートの笑顔、リングの外での素行の良さ、
そして試合での圧倒的な強さをみせるゴロフキンのルーツは過酷な幼少期にあるのだと思います。

大きなお金が動く商業性がつきまとうプロボクシングの舞台

ボクシングはただ強いだけで人気が沸騰するものではありません。

ファとマネーをみても実力の割に商業的には成功できていないというイメージ払拭できていないゴロフキンですが
しかし、カネロとの再戦やにWBA世界チャンピオンの村田涼太選手などのビッグマッチが行われる可能性の高く
一躍ゴロフキンの名前が知れ渡る日も近いでしょう。

凄惨な生い立ちのゴロフキンでしたが、これからも家族を幸せにするためにもますます頑張ってほしいと思います。

[kanren postid=”1195″]

<スポンサーリンク>






スポンサードリンク