人気テレビ番組「世界一受けたい授業」小さな町の、普通の公立高校から、何とサッカー日本代表を含むプロ選手が50名も出た!!
その高校は熊本県の公立高校県立大津高等学校
そして、その秘密は大津高等学校・平岡和徳監督のチームマネジメント「凡事徹底」という理念にありました。
平岡和徳監督の指導と「凡事徹底」とは?
Contents
世界一受けたい授業で紹介された熊本県立大津高校とはどんな高校
人気テレビ番組の世界一受けたい授業の
「熊本県の公立高校がサッカー日本代表を多数輩出できた秘密とは?
技術・体力よりも○○を鍛えろ!子どもを本気にさせる方法」
で紹介されたのが熊本県立大津高等学校です。
熊本県立大津高等学校は全国高等学校サッカー選手権大会では常連高校として知られていていますが
その所在地熊本県菊池郡大津町は人口わずか3500人の小さな町なんです。
高校サッカー番宣
日本テレビ系列「世界一受けたい授業」9/29(土) 19:56~20:54に大津高校サッカー部の平岡和徳総監督が講師として出演されます!!! pic.twitter.com/s8OKiw6EnS
— 高校サッカー情報 (@high_school_fot) 2018年9月22日
しかし、この大津高等学校からはサッカー日本代表の巻誠一郎選手や土肥洋一選手、谷口彰悟選手、
車屋紳太郎選手、植田直通選手など50名近くのサッカー選手、そしてバスケットボールの選手を輩出してきました。
これって凄いと思いませんか?
だって大津高校は県立高校なんです。
そして、この熊本県立大津高等学校のサッカー選手を大量に輩出した秘密は
サッカー部の監督の平岡和徳監督の指導方針にありました。
それは、凡事徹底!
平岡和徳監督とは(プロフィール)
では、平岡和徳監督とはいったいどんな監督なのでしょうか?
その経歴を追ってみました。
平岡和徳氏は1965年7月27日生まれ、現在53歳(2018年9月29日現在)
出身は大津高校のある同じ熊本県の下益城郡松橋町(現・宇城市)というところです。
平岡和徳氏は元サッカー選手、サッカー指導者で
その才能は小学生時代から注目されていました。
■あす放送「#世界一受けたい授業」(日テレ系19:56~)に
サカイクで巻誠一郎選手と対談していただいた、大津高校の平岡和徳総監督(現宇城市教育長)が出演します!
みなさん見てくださいね
平岡先生の本「#凡事徹底」も続々重版だそうですよhttps://t.co/UuxLU3K7YC pic.twitter.com/qP4kiyYQB7
— サカイク編集部 (@sakaiku_jp) 2018年9月28日
地元の熊本県松橋中学から帝京高等学校へサッカー留学し
3年生の時には主将として全国制覇。
その時のトームメートにFWの前田治選手やMFの広瀬治選手がいました。
その後は筑波大学へ進みました。
元日本代表の中山雅史、井原正巳は平岡和徳氏の2年後輩になります。
筑波大学でも4年生の時には主将を務め、4年ぶり6度目の関東大学リーグ制覇を達成!
もちろん大学卒業時には日本サッカーリーグのクラブからオファーを受けています。
しかし、平岡和徳氏はこのオファーを固辞
当時はまだJリーグはありませんでした。
また、平岡和徳氏の父親は故郷熊本県で教師を勤められていて
帝京高校へ越境入学する時に大学を卒業すれば教師になって故郷へ戻るとの約束をしていたからだそうです。
こうして、教師になった平岡和徳氏は、1993年に熊本県立熊本商業高等学校から熊本県立大津高等学校に異動し
サッカー部監督に就任しました。
ここから、熊本県立大津高等学校は
ワールドカップ・ドイツ大会の日本代表の巻誠一郎選手をはじめ約50名ものプロのサッカー選手を送り出すこととなります。
この、サッカー選手育成の凄い実績を持つ
平岡和徳監督のサッカーの指導方針とはいったいどんな方針と指導なのでしょうか?
『凡事徹底』熊本県立大津高校 平岡和徳監督のチームマネジメント
『凡事徹底』という言葉があります。
どんな意味なのでしょうか?
調べたところ
「なんでもないような当たり前のことを徹底的に行うこと、または、当たり前のことを極めて他人の追随を許さないことなどを意味する四字熟語」とありました。
https://www.weblio.jp/content/%E5%87%A1%E4%BA%8B%E5%BE%B9%E5%BA%95 実用日本語表現辞典
秘策も奇策もないこの『凡事徹底』こそが熊本県立大津高校の平岡和徳監督の指導方針なのです。
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今週土曜日の19時56分〜20時54分に放送している世界一受けたい授業に高校時代とてもお世話になった平岡和徳先生が出演されます! 見れる方は是非見てください(^^) #大津高校
平岡監督の理念「凡事徹底」
平岡和徳監督の理念は
時間は有限であるが、その使い方は無限である。
限られた24時間をデザインすることが重要で大津高校のサッカー部の1日の練習は100分なんです。
これは全国のサッカー強豪校の練習時間の半分くらいにしかならないのでないのでしょうか。
「凡事徹底」の理念のもとこの限られた100分を常識にとらわれない考え方・知恵を使って練習をやり抜くところに
平岡和徳監督の指導の真髄があるようです。
また、「凡事徹底」の中で個性を伸ばす指導法として
ストロングポイントを磨きプレーヤーズファーストの指導方法をとっています。
さらに、平岡和徳監督は「凡事徹底」の枠組みにとらわれず、指導者自らも成長し続けてゆくことが大切であると言っています。
まとめ 世界一受けたい授業「凡事徹底」大津高校・平岡和徳監督のチームマネジメント
いかがでしたか、小さな町の県立高校が何故、プロサッカー選手を50名近くも輩出してきたのか。
平岡和徳監督の理念と指導方針によるところが大きいですね。
『凡事徹底』は我々も平素見過ごしていたような小さな事でも継続して徹底して行うことにより卓越した位置まで上り詰めることができるという
四文字熟語です。
これって私達の仕事や私生活でも使えそうなことですよね!
平岡和徳監督の指導『凡事徹底』の書かれた著書がありますので読んでみるのもいいかも!